新たな30年周期のはじまり
土星が30年の旅を終え、牡羊座に戻り新たな30年周期がはじまりました。
約3年間の滞在期間は足元を見直すという先月からのテーマが続き、浮ついた表面的なものよりも自分のコアとなる価値観と対峙しながら過ごしたい期間です。その基礎の上で新たな30年の道筋が作られていきます。

新しいターンのはじまりということで、何となく心がザワザワしている方も多いのではないかと思います。
と言う私もそうですが、水星がふたご座に入り、そしてふたご座の新月ということで頭の中がいろいろな考えでくるくるしている感じがします。6月8日までの滞在期間はそんな期間だと思い、どんなことが頭の中を巡っているのかに注目して、そのポイントを何らかの形で誰かとシェアしてみましょう。うまくまとまらなくても、言葉にしていくことで考えがまとまって来るでしょう。
どんな価値観を持っているか
ひとつ自分の価値観や本質と語り合う時におススメの方法は、自分の心や感情が揺れ動きザワザワすることが起こったときに「わたしはこの感情や気持ちを感じたいだろうか、本当に感じたいのはこんな気持ちではなかったか?」と問うてみることです。幸せの処方箋作りワーク(水)でお伝えしている方法ですが、ワークをしてくださった方はぜひ今、見直してやってみてくださいね。
また6月のミスト許しの木「ハードペア」で、心の奥に隠している痛みや悲しみ記憶などを癒し、それを心の糧として新たな期間を進んで行ければ良いですね。
社会という「場」は集合意識の現れ
日本では『失われた30年』なんて言われる期間。その前のバブルで浮かれた状態を引きずり新たな周期に入ったために、大切な基礎部分が浮ついたままだったから『失われた30年』になってしまったのかも、なんて思います。
今、私たちはお米が手に入らないなど基本的な生活を営む部分で不足を感じることが多々あります。このことを顧み、基礎の部分を大切にして皆が社会に関心を向けていくこと、皆の集合意識が「より良い社会を作る」ことに向かっていくこと、そして30年後は地球環境や世界の情勢など、さまざまな意味で豊かな社会にしていきたいし、ひとりひとりがその一端を担っていると認識しましょう。
年金では足りなくて生活するために働いているご高齢の方を見るたび涙が出そうです。これは自己責任だと思いますか?
私たちは病気になったり、身体が弱かったり、さまざまな理由で働けなくなる可能性がありますが、それを全て自己責任にしてしまって良いとは思えません。
30年後、老後を迎えている私たちが腰が曲がって辛いのに働かなくて良いよう、足元である「今」に目を向けて希望の持てる未来を想像し創造していけるようにと願わずにいられません。